はじめに
―アクセス教育情報センターより―
学校教育の現場では、校内暴力・いじめ・不登校・学級崩壊・少年犯罪・大学生の学力低下など様々な問題が継続しております。さらに、21世紀に入り、公立中高一貫校の設置・学校週5日制の導入・新学習指導要領の実施・公立小中学校の通学区域の拡大・公立高校の改革など、第三の教育改革と言われるように戦後教育の内容が大きく見直されて来ました。
また、近年は大学入試改革に対応するためと称して、思考力・判断力・表現力をキーワードにしたカリキュラムの変更、それに伴うアクティブラーニング、ICT教育といった言葉が氾濫しています。そうした中で、12歳から18歳という人生の中で最も多感で人間形成に重要な中等教育の時期に、子供たちをどう過ごさせるかがあらためて問われています。
アクセス教育情報センターでは、収集した学校情報・入試情報・教育情報等に独自の分析を加え、皆様が中等教育におけるよりよい教育環境を選択する上で必要な情報を発信してまいります。